百一047文法)八重葎茂れる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり

八重葎茂れる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり

品詞分解
やへむぐら【八重葎】<名>
しげれ【繁れ】<自ラ四>已然形
る【る】<助動_完了>連体形
やど【宿】<名>
の【の】<格助>
さびしき【寂しき】<形シク>連体形
に【に】<格助>
ひと【人】<名>
こそ【こそ】<係助>
みえ【見え】<他ヤ下二>未然形
ね【ね】<助動_打消>已然形・・・「こそ」との係り結び
あき【秋】<名>
は【は】<係助>
き【来】<自カ変>連用形
に【に】<助動_完了>連用形
けり【けり】<助動_詠嘆>終止形

修辞法
本説取り

ふ人もなき宿なれど来る春は八重葎にもらざりけり」『新勅撰集』春上・八(紀貫之)を踏まえる。
(人は誰一人もう訪れることもない荒れ果てた住み家なのに、それでもやって来てくれる春という季節だけは、はびこる雑草も気にしない律儀な訪問客なのだなあ)

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