百一060文法)大江山いく野の道の遠ければまだふみもみず天の橋立

大江山いく野の道の遠ければまだふみもみず天の橋立

品詞分解
おおえやま【大江山】<名>
 いくの【】<名>・・・「生野」
 いく【】<自カ四>・・・「行く」
の【の】<格助>
みち【道】<名>
の【の】<格助>
とほけれ【遠けれ】<形ク>已然形
ば【ば】<接助>
まだ【未だ】<副>
 ふみ【】<名>・・・「文」
 ふみ【】<自マ四>・・・「踏み」
も【も】<係助>
み【見】<他マ上一>
ず【ず】<助動_打消>終止形
あまのはしだて【天の橋立て】<名>

修辞法
掛詞

<おほえやま>
1)「大江山」・・・京都にある山の名か?
2)「大江雅致」・・・詠み手「小式部内侍」の母「和泉式部」の父(但し、異性関係の醜聞を理由に和泉式部は大江家からは勘当されている)
<いくの>
1)「生野」・・・和泉式部のいる場所
2)「行く野」・・・小式部内侍が母に会いに行く行程
<ふみもみず>
1)「踏みも見ず」・・・歩いて行ったこともない
2)「文も見ず」・・・お手紙もらったこともない

縁語

<ふみ>
(まだ)「文」(も見ず)・・・「踏み」を介して「道」・(天の)「橋」(立て)につながる

歌枕

大江山丹波の国/丹後の国)
生野丹波の国)
天の橋立て丹後の国)

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