百一062文法)夜をこめて鳥のそらねははかるともよに逢坂の関はゆるさじ

夜をこめて鳥のそらねははかるともよに逢坂の関はゆるさじ

品詞分解
よ【夜】<名>
を【を】<格助>
こめ【籠め】<他マ下二>連用形
て【て】<接助>
とり【鳥】<名>
の【の】<格助>
そらね【空音】<名>
は【は】<係助>
はかる【謀る】<他ラ四>終止形
とも【とも】<接助>
 よに【】<副>・・・「世に」
 よ【】<名>・・・「夜」
 あふさか【】<名>・・・「逢坂」
 あふ【】<他ハ四>・・・「逢ふ」
の【の】<格助>
せき【関】<名>
は【は】<係助>
ゆるさ【許さ】<他サ四>未然形
じ【じ】<助動_打消意志>終止形

修辞法
本説取り

史記』「孟嘗君伝」(司馬遷
「逃亡中の一行が、早朝の関所で足止めを食ったが、ニワトリの鳴きマネで門番に朝が来たと思い込ませて開門させ、事なきを得た」という「鶏鳴狗盗」の故事を踏まえる。

掛詞

<あふさか>
1)「逢坂・大阪」
2)「逢ふ坂」
<よに>
1)「世に(決して・・・ない)」
2)「夜に(まだ朝になってもいないのに)」

歌枕

逢坂の関摂津の国)

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