百一080文法)長からむ心も知らず黒髪の乱れて今朝は物をこそ思へ

長からむ心も知らず黒髪の乱れて今朝は物をこそ思へ

品詞分解
ながから【長から】<形ク>未然形
む【む】<助動_推量>連体形
こころ【心】<名>
も【も】<係助>
しら【知ら】<他ラ四>未然形
ず【ず】<助動_打消>連用形
くろかみ【黒髪】<名>
の【の】<格助>
みだれ【乱れ】<自ラ下二>連用形
て【て】<接助>
けさ【今朝】<名>
は【は】<係助>
もの【物】<名>
を【を】<格助>
こそ【こそ】<係助>
おもへ【思へ】<他ハ四>已然形・・・「こそ」との係り結び

修辞法
枕詞

くろかみの【黒髪の】・・・(長く、乱れやすい性質から)「長し」「乱れ」「解け」「別れ」にかかる

縁語

<長>
(時間的に)「長」(からむ心)(私への永続的愛情)・・・(空間的)「長さ」を介して「黒髪」につながる
<乱>
(物理的な黒髪の)「乱れ」・・・(精神的な)「乱れ」を介して「心」・「物をこそ思へ」につながる

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