百一097文法)来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身も焦がれつつ

来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身も焦がれつつ

品詞分解
こ【来】<自カ変>未然形
ぬ【ぬ】<助動_打消>連体形
ひと【人】<名>
を【を】<格助>
 まつほのうら【】<名>・・・「松帆の浦」
 まつ【】<他タ四>・・・「待つ」
 うら【】<名>・・・「心」
の【の】<格助>
ゆふなぎ【夕凪】<名>
に【に】<格助>
やく【焼く】<他カ四>連体形
や【や】<間投助>
もしほ【藻塩】<名>
の【の】<格助>
み【身】<名>
も【も】<係助>
こがれ【焦がれ】<自ラ下二>連用形
つつ【つつ】<接助>

修辞法
本歌取り

淡路島松帆の浦の朝なぎに玉藻刈りつつ夕なぎに藻塩焼きつつ海人娘子ありとは聞けど・・・」『万葉集』長歌六・九三五(笠金村
(淡路島の松帆の浜辺では、朝には海中から玉藻を刈り、夕方にはそれを火で焼いて塩を取る、そんな漁師の娘がいると聞いているけれど・・・)

掛詞

<まつほ>
1)「松帆」
2)「待つ」
<うら>
1)「浦」
2)「心」

序詞

「まつほのうらのゆふなぎにやくやもしほの」は「こがれ」を導く

歌枕

松帆の浦淡路の国)

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