百一001)あきのたの かりほのいほの とまをあらみ  わがころもでは つゆにぬれつつ


秋の田の かりほの庵の
  苫をあらみ
    わが衣手は 露に濡れつつ

天智天皇(てんぢてんわう)
男性(626-671)
『後撰集』秋中・三〇二

Late in fall, wet are my sleeves,
Alone in a cot to store rice in.
Mesh too rough to keep rain away,
Away from you, I wish I was home.

収穫期を迎えた秋の田に、農作業用に結んだ小屋は、
茅で屋根を葺いた粗末な作りなので、漏れ来る雨露に、
中に居る私の着物の袖も、ほら、こうして濡れているよ。

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