百一002)はるすぎて なつきにけらし しろたへの  ころもほすてふ あまのかぐやま


春過ぎて 夏来にけらし
  白妙の
    衣ほすてふ 天の香具山

持統天皇(ぢとうてんわう)
女性(645-702)
『新古今集』夏・一七五

Summer breaking in to push spring out:
Kaguyama white in veils of heavenly maidens
Hung out in vernal colors before it gets too hot.

大和三山の一つ、天から降って来たと言われるあの香具山に、
天女が羽衣を干している・・・
と形容される真っ白な霞がかかっているのを見ると、
どうやらもう春は過ぎ、夏がやって来たらしい。

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