百一003)あしひきの やまどりのをの しだりをの ながながしよを ひとりかもねむ


あしひきの 山鳥の尾の
  しだり尾の
    ながながし夜を ひとりかも寝む

柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)
男性(c.660-c.720)
『拾遺集』恋三・七七八

Long, long tails of birds sleeping alone,
Away from mates to have separate nights.
Long way from home alone in a mountain cot,
Long, wrong nights without my wife in sight.

雉科の山鳥の雄・雌は、夜は別れて寝るという・・・
止まり木の下、ひとり虚しくぶら下がるその長い尾のように、
この長い夜を、私も、愛する人と寄り添うこともない
独り寝のまま過ごすことに、なるのだろうかなあ。

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