百一006)かささぎの わたせるはしに おくしもの しろきをみれば よぞふけにける


かささぎの 渡せる橋に
  置く霜の
    白きを見れば 夜ぞふけにける

大伴家持(おほとものやかもち)
aka.中納言家持(ちゅうなごんやかもち)
男性(c.718-785)
『新古今集』冬・六二〇

High up in the heavens magpies build a bridge
For Altair and Vega to cross once a year.
Here on the earth leading up to Palace
Flight of stairs shining frosty white
Reminds me it’s late at night, what a stately place I’m in.

牽牛星と織女星の、年に一度の逢瀬には、
心優しき鵲たちが、星空に翼並べて、
七夕の橋を渡すという
・・・そんな伝説の橋にも擬すべき、
美しき宮城の殿中へと続く階段には、
夜露が白く光っている・・・ということはもう、
夜も更けてしまったのだなあ。

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