百一008)わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ よをうぢやまと ひとはいふなり


わが庵は 都の辰巳
  しかぞすむ
    世をうぢ山と 人はいふなり

喜撰法師(きせんほふし)
男性(平安前期)
『古今集』雑下・九八三

Here I live, dear old friends, near deer’s abodes southeast of Kyoto.
Name’s Ujiyama I hear people call worthy hiding place of world-weary men.

私の粗末な草庵は、京都の東南、
人里よりは鹿たちの住処に近い場所にある
・・・けれども、私はこうして
慎ましくも心穏やかに暮らしています
・・・もっとも、世の人々はこの宇治山を、
「俗世を辛がる(世を憂し)山」
と呼んでいるらしいですけどね。

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