百一009)はなのいろは うつりにけりな いたづらに わがみよにふる ながめせしまに


花の色は 移りにけりな
  いたづらに
    わが身世にふる ながめせしまに

小野小町(をののこまち)
女性(c.825-c.900)
『古今集』春下・一一三

Did flowers fade in vain amid vernal rain?
Do people care no more who cheered and stared so much?
Will feminine phase of mine as soon evaporate off…
As I dream away my youth in fruitless hope?

美しかった花の色も、もう色褪せてしまったみたい・・・
結局、何もないままに・・・
春の長雨が降るうちに・・・
ぼんやりと物思いに沈んで日々を過ごしている間に・・・
いつの間にか齢をとってしまったこの私みたいに。

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