百一012)あまつかぜ くものかよひぢ ふきとぢよ をとめのすがた しばしとどめむ


天つ風 雲の通ひ路
  吹きとぢよ
    をとめの姿 しばしとどめむ

良岑宗貞(よしみねのむねさだ)
aka.僧正遍昭(そうじゃうへんぜう)
男性(816-890)
『古今集』雑上・八七二

May the wind up above shut the Heavenly gate
That the Aery Maiden’s dance we may here longer taste.

五節の舞姫の踊りの宴も、そろそろ終わりに近付いて、
あぁ、名残りが尽きないことだなあ・・・
天空を舞う風よ、しばし吹き荒れて、
天女の帰り道をふさいでおくれ。
汚れなき乙女の美しき舞姿、
今しばらくこの目に焼き付けておきたいから。

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