百一019)なにはがた みじかきあしの ふしのまも あはでこのよを すぐしてよとや


難波潟 みじかき葦の
  ふしの間も
    逢はでこの世を 過ぐしてよとや

伊勢(いせ)
女性(872-938)
『新古今集』恋一・一〇四九

On the shore of wetland in Naniwa thrive reeves,
Short section after section aspire to grow longer.
Shortest session of love can’t you afford me any longer?
Am I to grow old alone for the rest of my forlorn life?

難波の浅瀬に生える芦の葉、
その節と節との短い間隔のような、
僅かばかりの時間でさえも逢えないなんて、
あなたの私への愛はそんな程度のものなのですか?・・・
そうして私の残りの人生を、
一人寂しく生きて行け、というのですか?

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