百一024)このたびは ぬさもとりあへず たむけやま もみぢのにしき かみのまにまに


このたびは 幣もとりあへず
  たむけ山
    紅葉の錦 神のまにまに

菅原道真(すがはらのみちざね)
aka.菅家(かんけ)
男性(845-903)
『古今集』羈旅・四二〇

This time we traveled at such short notice,
Without taking trouble to bring You an offering.
Still, the time is ripe for maples in the mountains
To colorfully pave the way for us to tread, and then,
To offer with respect ― accept this, gracious God ―
Myriads of mountain leaves: and afford us safe passage.

今回は支度もそこそこに出立した旅なので、
道祖神へのお供えの幣も持参しませんでした・・・
手向けには、綾錦のごとく色鮮やかな
山の紅葉を代わりにお捧げして、
道中の安全、神の御心にお任せします。

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