百一026)をぐらやま みねのもみぢば こころあらば いまひとたびの みゆきまたなむ


小倉山 峰のもみぢ葉
  心あらば
    今ひとたびの 行幸待たなむ

藤原忠平(ふぢはらのただひら)
aka.貞信公(ていしんこう)
男性(880-949)
『拾遺集』雑秋・一一二八

Leaves, have grace, colorfully painting Ogurayama,
Please don’t fade till His Highness visits here,
To confirm with his eyes His Father’s praise of you.

小倉山の峰を彩る見事な紅葉たちよ、
もしお前たちに人の心がわかるなら、
いま少し美しいままで散らずにいておくれ。
畏れ多くもこうして上皇が
お前たちの美しさに御感動なさり、
その御子の天皇にもまた近々この地への行幸を
お勧めなさろうと言っておいでなのだから。

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