百一029)こころあてに をらばやをらむ はつしもの おきまどはせる しらぎくのはな


心あてに 折らばや折らむ
  初霜の
    置きまどはせる 白菊の花

凡河内躬恒(おほしかふちのみつね)
男性(c.859-c.925)
『古今集』秋下・二七七

White as frost first down on the wintry ground
Mocking my bewildered eyes unable to say which is which,
Chrysanth, are you inviting me, “Pick me up, if you can”?

初霜の降りた地面は真っ白で、
白菊の花と見分けも付かぬほど・・・
どちらの白に手が触れるか、ひとつ、
当てずっぽうに折り取れるものなら手折ってみようか。

一首 前へ←  『小倉百人一首』  →一首 後へ
・・・かるた取り名人目指すなら、こちら→
★この和歌を自分の「Twitter(ツィッター)」アカウント上で紹介→