百一031)あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに よしののさとに ふれるしらゆき


朝ぼらけ 有り明けの月と
  見るまでに
    吉野の里に 降れる白雪

坂上是則(さかのうへのこれのり)
男性(?-930)
『古今集』冬・三三二

Faintly white in hazy morning air…
Is it remaining moon shining on the village of Yoshino?
… No… oh yeah, I know ― it’s snow that’s falling down!

朝がほろほろと明けて行く中、
夜の名残りの有明の月が、まだ照り映えているのか、
と錯覚するほどに、
地にも空にも白い光を投げていたのは、
名高き吉野の白雪だったのだなあ。

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