百一036)なつのよは まだよひながら あけぬるを くものいづこに つきやどるらむ


夏の夜は まだ宵ながら
  明けぬるを
    雲のいづこに 月やどるらむ

清原深養父(きよはらのふかやぶ)
男性(官歴あり=908-930)
『古今集』夏・一六六

This summer night seems to have broken into dawn,
While we stayed up here thinking it was barely evening.
Behind what clouds in the sky is the moon hiding now?

夏の夜の明けるのは早くて、
まだ宵の口だと思っているうちに、
あっという間に朝が来てしまった・・・
こんなせっかちな夜明けには、
月が沈む間もあるまいに・・・
おーい、お月さん、
雲のどのあたりに隠れているんだい?

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