百一057)めぐりあひて みしやそれとも わかぬまに くもがくれにし よはのつきかな


めぐり逢ひて 見しやそれとも
  分かぬまに
    雲隠れにし 夜半の月かな


紫式部(むらさきしきぶ)
女性(c.979-c.1016)
『新古今集』雑上・一四九九

Was it really you I saw, or was it my mind’s picture?
All was gone with the fading moon behind the midnight clouds.

「あれ、ひょっとして、あの人?」と、
確信のないまま、うやむやのうちに、
夜半の月が雲間に隠れるが如く、
いつの間にやら消え去ってしまったあなた、なのでした(か?)

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