百一059)やすらはで ねなましものを さよふけて かたぶくまでの つきをみしかな


やすらはで 寝なましものを
  さ夜ふけて
    かたぶくまでの 月を見しかな

赤染衛門(あかぞめゑもん)
女性(c.956-1041)
『後拾遺集』恋二・六八〇

I should have slept peacefully alone
Had you not said “Stay up for me.”
You came not, only the moon
Alone in the air shone upon me.

あなたが「今夜、行くからね」と言わなかったなら、
ためらうことなく寝入ってしまっていたはずの私でしたが、
あなたのお言葉を頼りにお待ちしていたばかりに、
夜が更けて傾くまでの月を、
一人眺めて過ごしてしまいました。

一首 前へ←  『小倉百人一首』  →一首 後へ
・・・かるた取り名人目指すなら、こちら→
★この和歌を自分の「Twitter(ツィッター)」アカウント上で紹介→