百一062)よをこめて とりのそらねは はかるとも よにあふさかの せきはゆるさじ


夜をこめて 鳥のそらねは
  はかるとも
    よに逢坂の 関はゆるさじ

清少納言(せいせうなごん)
女性(c.966-c.1025)
『後拾遺集』雑二・九三九

“Prompted by early birds” ― your premature pretense
May work on the hazy mind of Kankoku-kan’s gatekeeper;
Things aren’t so easy here at the gate of Ausaka;
A lady’s early hours ― for a special man’s eyes only.

まだ夜も明けぬのに、「朝が来た」と
鶏の鳴き真似で騙して関所の門を開かせようと謀っても、
司馬遷の『史記』にある函谷関の門番なら通過を許しても、
この私と「逢う坂」の関は、通過させる訳には行きませんよ。

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