百一073)たかさごの をのへのさくら さきにけり とやまのかすみ たたずもあらなむ


高砂の 尾の上の桜
  咲きにけり
    外山の霞 たたずもあらなむ

大江匡房(おほえのまさふさ)
aka.前中納言匡房(さきのちゅうなごんまさふさ)
男性(1041-1111)
『後拾遺集』春上・一二〇

On the ridge of faraway mountains,
Barely exciting one’s attention,
Cherry blossoms’ distant beauty…
Haze, please, do hesitate to thicken.

遙か彼方に振り仰ぐ高い山の峰の上に、
よくよく見れば、桜の花が咲いているではないか。
あの遠景の美しさを掻き消さぬように、
手前に広がる山々の霞が、
どうか立ちこめずにいてほしいものだ。

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