百一075)ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて あはれことしの あきもいぬめり


契りおきし させもが露を
  いのちにて
    あはれ今年の 秋もいぬめり

藤原基俊(ふぢはらのもととし)
男性(1060-1142)
『千載集』雑上・一〇二六

A dew of hope I put on you on the faint strength of your promising words
Drew me out through yet another fall, I’m afraid, in wistful vain.

「お望み通り、そうさせましょう」との
かつてのあなたの約束を頼みの綱として、
これまで生きてきましたが、
期待も虚しく約束も果たされぬままに、
あぁ、今年の秋もまた、
過ぎ去ってしまうようです。

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