百一078)あはぢしま かよふちどりの なくこゑに いくよねざめぬ すまのせきもり


淡路島 通ふ千鳥の
  鳴く声に
    幾夜寝覚めぬ 須磨の関守

源兼昌(みなもとのかねまさ)
男性(生存記録あり=c.1128)
『金葉集』冬・二七〇

Birds cry and fly offshore for the island of Awaji
Waking up Suma’s gatekeepers God knows how many nights.

遠く離れた淡路島へと、
通う千鳥の鳴き声が、
夜半の空に寂しく響き、
思わずはっと目が覚める・・・
そんな経験を、
流離の地、須磨の関所の番人は、
幾度重ねてきたことだろうか。

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