百一079)あきかぜに たなびくくもの たえまより もれいづるつきの かげのさやけさ


秋風に たなびく雲の
  絶え間より
    もれ出づる月の 影のさやけさ

藤原顕輔(ふぢはらのあきすけ)
aka.左京大夫顕輔(さきゃうのだいぶあきすけ)
男性(1090-1155)
『新古今集』秋上・四一三

Sleepless wind creeps through nocturnal skies,
Sweetly cool is its autumnal feel,
Silent radiance of occasionally appearing moon.

爽やかな秋風に吹かれて、
横なびきにちぎれた夜の雲・・・
その切れ間から漏れ出る月の光の、
何たる明澄な美しさであろうか。

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