百一088)なにはえの あしのかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや こひわたるべき


難波江の 蘆のかりねの
  一夜ゆゑ
    みをつくしてや 恋ひわたるべき

皇嘉門院別当(くゎうかもんゐんのべったう)
女性(歌合せ参加記録あり 1175)
『千載集』恋三・八〇七

In the shallows of Naniwa reeds were clipped away,
Leaving behind roots coldly short in the mud…
One-night stand with a stranger at an inn of a foreign land
Might lead me to a long, wrong longing for one I’d never see again.

難波の浅瀬に生える芦の「刈り根」
・・・じゃないけれど、
旅先の宿の「仮り寝」の夜に、
ふと出会った行きずりの人と、
一夜の情事を持ったばかりに、
水先案内の「澪標」じゃないけれど、
我が「身を尽くし」た命懸けの恋に、
これからの一生を過ごさなければ
ならない運命になるのでしょうか?

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