百一100)ももしきや ふるきのきばの しのぶにも  なほあまりある むかしなりけり


百敷や 古き軒端の
  しのぶにも
    なほあまりある 昔なりけり

順徳天皇(じゅんとくてんわう)
aka.順徳院(じゅんとくいん)
男性(1197-1242)
『続後撰集』雑下・一二〇五

Time-honored eaves of this Imperial Palace,
Thick with shinobu leaves to show its antiquity.
Who but the faithless disdains its old grace?
Who wouldn’t miss the ancient dignity?

無数の石と木を組んで築かれた
天皇の居城たるこの宮中の、
古びた建物の軒先には、
時の重みを感じさせるシノブグサが、
皇室の威厳を今なお保っている
・・・が、それ以外は・・・
と、いくら懐かしく偲んでも
とても偲びきれないのが古い昔。
耐え忍ぼうにも我慢ならぬのが今の時代。

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