伊勢物語049)若草

伊勢物語049)若草
 昔、男、妹のいとをかしげなりけるを見をりて、
  うら若み寝よげに見ゆる若草を人のむすばむことをしぞ思ふ  
と聞こえけり。返し、
  初草のなどめづらしき言の葉ぞうらなくものを思ひけるかな  
以下、アンチョコ現代語訳・・・作った人は→之人冗悟(Noto Jaugo) of http://fusaugatari.com/
現代日本語訳

伊勢物語049)若草
 その昔、一人の男が、たいそう可愛らしい感じの少女を眺めながら、こんな歌を詠んだ。
  つやつやと緑濃い若草の上に乗ったなら、うら若いだけにさぞかし寝心地がよいだろうなぁ・・・あぁ、そんな若い草木を束ねて草枕にしてその上で寝るやつが、自分以外の男だったりするのか、と思うと、何とも残念でならないなぁ  
と、こんな歌を少女に歌ってやった。
少女の返歌は次のようなものだった。
  初草の葉っぱがそんなに珍しいものかしら?思いも寄らないへんな言葉を聞くものね。男の人って、そんなに若草の上で寝るのが好きなの?誰が寝ようが、別にいいんじゃないかしら。それとも、あなた以外の男が若草の上に寝たら何か困ることでもあるの?なんだかよくわからないわ、私・・・きっと、あんまり深くものを考えてないんでしょうね  

現代語訳著作者=之人冗悟(のとじゃうご)・・・(C)2011http://fusaugatari.com/

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