伊勢物語054)ゆきやらぬ夢路

伊勢物語054)ゆきやらぬ夢路
 昔、男、つれなかりける女にいひやりける。
  ゆきやらぬ夢路を頼むたもとには天つ空なる露や置くらむ  
以下、アンチョコ現代語訳・・・作った人は→之人冗悟(Noto Jaugo) of http://fusaugatari.com/
現代日本語訳

伊勢物語054)ゆきやらぬ夢路
 その昔、一人の男が、自分に薄情だった女に次のような歌を詠んで送った。
  夢にまで見たあなたのお部屋への通い路を、私は現実には辿ることもできませんでした。せめてあなたを慕う想いの深さを抱いて寝て、夢の中ででもあなたにお逢いしたいと念じて一人、袖を枕に眠ってみたのだけれど、夢の中ですら叶わなかった逢瀬に、目覚めてみれば私の袂にはぐっしょりと冷たい雫が・・・これは寝ている間に流した私の涙でしょうか、それとも、夢の中をさまよっているうちに遥かな空から露が降りてきたのでしょうか  

現代語訳著作者=之人冗悟(のとじゃうご)・・・(C)2011http://fusaugatari.com/

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