伊勢物語089)なき名

伊勢物語089)なき名
 昔、いやしからぬ男、われよりはまさりたる人を思ひかけて、年経ける。
  人知れずわれ恋ひ死なばあぢきなくいづれの神になき名負ほせむ  
以下、アンチョコ現代語訳・・・作った人は→之人冗悟(Noto Jaugo) of http://fusaugatari.com/
現代日本語訳

伊勢物語089)なき名
 その昔、そこそこ身分の高い男が、そんな自分よりも上の身分の女性に思いを寄せながら、長い年月が経った、そんな時の歌がこれ。
  あなたへの恋心を胸中深く秘めたまま誰にも知られぬ恋煩いでこの私が死んでしまったならば、そんな私の妙な死に様を見て、世間の人は「神様の祟りだ」などと無根拠な噂を立てるのでしょうね。どんな神様が私を呪い殺した濡れ衣を着ることになるのでしょうか、本当はあなたへの恋慕がこの私の命を奪ったというのに  

現代語訳著作者=之人冗悟(のとじゃうご)・・・(C)2011http://fusaugatari.com/

★自分の「ツィッター」アカウント上で、この『伊勢物語』(アンチョコ現代語訳つき)を教えてあげる

==========