伊勢物語105)白露

伊勢物語105)白露
 昔、男、「かくては死ぬべし」といひやりたりければ、女、
  白露は消なば消ななむ消えずとて玉にぬくべき人もあらじを  
といへりければ、いとなめしと思ひたれど、心ざしはいやまさりけり。
以下、アンチョコ現代語訳・・・作った人は→之人冗悟(Noto Jaugo) of http://fusaugatari.com/
現代日本語訳

伊勢物語105)白露
 その昔、ある男が「あなたが恋しいあまりに、このままでは私は死んでしまうに違いありません」と手紙で伝えてやったところ、女は、
  白露のような命が消えるというのなら消えればよいのじゃないかしら。だって、たとえ消えずにいたとて、その露を玉飾りのように糸で貫いて繋ぎ止める女性も、きっといないでしょうからね  
と言ってきたので、ひどく生意気なことを言う女だとは思ったものの、男の思慕の念はますます強くなったのだった。

現代語訳著作者=之人冗悟(のとじゃうご)・・・(C)2011http://fusaugatari.com/

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