宇治拾遺物語(巻十四 三)177経頼、蛇に逢ふ事

 昔、経頼といひける相撲の家のかたはらに、ふる河のありけるが、ふかき淵なる所ありけるに、夏、その川ちかく、木陰のありければ、かたびらばかり着て、中ゆひて、あしだはきて、またふり杖といふものつきて、小童ひとり供に具して、とContinue reading… 宇治拾遺物語(巻十四 三)177経頼、蛇に逢ふ事