百一051)かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ さしもしらじな もゆるおもひを

かくとだに えやはいぶきの   さしも草     さしも知らじな 燃ゆる思ひを 藤原実方(ふぢはらのさねかた) aka.藤原実方朝臣(ふぢはらのさねかたあそん) 男性(?-999) 『後拾遺集』恋一・六一二 Of couContinue reading… 百一051)かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ さしもしらじな もゆるおもひを

百一058)ありまやま ゐなのささはら かぜふけば いでそよひとを わすれやはする

有馬山 猪名の笹原   風吹けば     いでそよ人を 忘れやはする 大弐三位(だいにのさんみ) aka.弁乳母(べんのめのと) aka.藤三位(とうのさんみ) aka.藤原堅子(ふぢはらのかたいこ/けんし) 女性(c.Continue reading… 百一058)ありまやま ゐなのささはら かぜふけば いでそよひとを わすれやはする

百一077)せをはやみ いはにせかるる たきがはの われてもすゑに あはむとぞおもふ

瀬を早み 岩にせかるる   滝川の     われても末に あはむとぞ思ふ 崇徳天皇(すとくてんわう) aka.崇徳院(すとくゐん) 男性(1119-1164) 『詞花集』恋上・二二九 Current down so stContinue reading… 百一077)せをはやみ いはにせかるる たきがはの われてもすゑに あはむとぞおもふ

百一088)なにはえの あしのかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや こひわたるべき

難波江の 蘆のかりねの   一夜ゆゑ     みをつくしてや 恋ひわたるべき 皇嘉門院別当(くゎうかもんゐんのべったう) 女性(歌合せ参加記録あり 1175) 『千載集』恋三・八〇七 In the shallows ofContinue reading… 百一088)なにはえの あしのかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや こひわたるべき

百一092)わがそでは しほひにみえぬ おきのいしの ひとこそしらね かわくまもなし

わが袖は 潮干に見えぬ   沖の石の     人こそ知らね 乾く間もなし 二条院讃岐(にでうゐんのさぬき) 女性(c.1141-c.1217) 『千載集』恋二・七六〇 A stone under the sea inviContinue reading… 百一092)わがそでは しほひにみえぬ おきのいしの ひとこそしらね かわくまもなし

百一097)こぬひとを まつほのうらの ゆふなぎに やくやもしほの みもこがれつつ

来ぬ人を まつほの浦の   夕なぎに     焼くや藻塩の 身も焦がれつつ 藤原定家(ふぢはらのさだいへ/ていか) aka.権中納言定家(ごんちゅうなごんていか) 男性(1162-1241) 『新勅撰集』恋三・八四九 GContinue reading… 百一097)こぬひとを まつほのうらの ゆふなぎに やくやもしほの みもこがれつつ