宇治拾遺物語(巻十 六)119東人生贄を止むる事

 今は昔、山陽道美作国に、中山、高野と申す神おはします。高野は蛇、中山は猿丸にてなんおはする。その神、年ごとの姿に、かならず生贄を奉る。人の娘のかたちよく、髪長く、色白く、身なりをかしげに、姿らうたげなるをぞ、選び求めてContinue reading… 宇治拾遺物語(巻十 六)119東人生贄を止むる事