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剛胆

宇治拾遺物語(巻五 六)075陪従清仲の事

By のとじゃうご on 2009/05/13

 これも今は昔、二条の大宮と申しけるは、白河院の宮、鳥羽院の御母代におはしましける。二条の大宮とぞ申しける。二条よりは北、堀川よりは東におはしましけり。その御所破れにければ、有賢大蔵卿、備後国を知られける重任の功に、修理 [...]

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宇治拾遺物語(巻十 六)119東人生贄を止むる事

By のとじゃうご on 2009/05/09

 今は昔、山陽道美作国に、中山、高野と申す神おはします。高野は蛇、中山は猿丸にてなんおはする。その神、年ごとの姿に、かならず生贄を奉る。人の娘のかたちよく、髪長く、色白く、身なりをかしげに、姿らうたげなるをぞ、選び求めて [...]

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宇治拾遺物語(巻十二 十五)151河原の院に融公の霊住む事

By のとじゃうご on 2009/05/05

 今は昔、河原の院は融の左大臣の家なり。陸奥の塩竃の形を作りて、潮を汲み寄せて、塩を焼かせなど、さまざまのをかしき事を尽くして、住み給ひける。大臣うせて後、宇多院には奉りたるなり。延喜の帝、度々行幸ありけり。まだ院、住ま [...]

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宇治拾遺物語(巻十二 十九)155宗行の郎等虎を射る事

By のとじゃうご on 2009/05/05

 今は昔、壹岐守宗行が郎等を、はかなきことによりて、主の殺さんとしければ、小舟に乗て逃げて、新羅国へ渡りて、かくれゐたりけるほどに、新羅にきんかいといふ所の、いみじうののしりさわぐ。「何事ぞ」と問へば、「虎の国府に入りて [...]

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宇治拾遺物語(巻十二 二十)156遣唐使の子、虎に食はるる事

By のとじゃうご on 2009/05/05

 今は昔、遣唐使にて唐土にわたりける人の、十ばかりなる子をえ見であるまじかりければ、具してわたりぬ。さて過ぐしけるほどに、雪の高くふりたりける日、ありきもせでゐたりけるに、この児の遊びに出でていぬるが、遅く帰りければ、あ [...]

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宇治拾遺物語(巻十二 二一)157或る上達部、中将の時召人に逢ふ事

By のとじゃうご on 2009/05/05

 今は昔、上達部のまだ中将と申しける、内へ参り給ふ道に、法師をとらへて率て行きけるを、「こはなに法師ぞ」と問はせければ、「年ごろ使はれて候ふ主を殺して候ふ者なり」といひければ、「まことに罪重きわざしたるものにこそ。心うき [...]

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宇治拾遺物語(巻十五 四)189門部府生、海賊射かへす事

By のとじゃうご on 2009/05/02

 これも今は昔、門部の府生といふ舎人ありけり。若く、身はまづしくてぞありけるに、細弓を好みて射けり。夜も射ければ、わづかなる家の葺板を抜きて、ともして射けり。妻もこの事をうけず、近辺の人も、「あはれ、よしなき事し給ふもの [...]

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