土佐日記01/15

 十五日。今日小豆粥煮ず。口惜しく、なほ日のあしければ、ゐざるほどにぞ、今日廿日あまり経ぬる。いたづらに日を経れば、人々海を眺めつつぞある。女の童のいへる。
  立てば立つゐればまたゐる吹く風と波とは思ふどちにやあるらむ  
いふかひなき者のいへるには、いと似つかはし。
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