宇治拾遺物語(巻三 六)038絵仏師良秀家の焼を見て悦ぶ事

 これも今は昔、絵仏師良秀といふありけり。家の隣より火出来て、風おしおほひて、責めければ、逃げ出て大路へ出にけり。人の書かする仏もおはしけり。また衣着ぬ妻・子なども、さながら内にありけり。それも知らず、ただ逃げ出たるを事Continue reading… 宇治拾遺物語(巻三 六)038絵仏師良秀家の焼を見て悦ぶ事